こんにちは。なぎさんちです。
今回は、2×4(ツーバイフォー)材を使用して製作したベンチを紹介します。
今年の秋、はやり病が猛威を振るい、我が家も一家そろって罹患しました。症状は治まった後も外出制限で出かけることもできなかったのでその時間を利用して製作しました。
デザインはネットを見てて良いなと思ったものをそのまま真似しました。各種寸法は自分で使いやすいように計算して変更しました。
設計図づくり
ツーバイフォー材を二つ並べた座面幅で、長さ1000mm(1m)にします。カット自体は難しくないですが、斜めカットをする箇所が多いため角度計算をしました。
脚の開き角度の計算
答えを先にいうと、脚の角度は「78°」にしました。
ベンチの高さを400mmにしたとき、座面のツーバイフォーの厚み38mmを引いて残り362mmになります。
そして脚の角度を78°にした時の斜辺の長さがちょうど370mmになるんです。
ちなみに高さの400mmというのは、日本人の平均座高くらいらしいです。
計算してみる
右側の式を参考にすると、
$$x = \frac{362}{sin78°}=370.087 mm$$
DIYにおいてmmの小数点以下は無いものとして、370mm。
仮に高さと斜辺の長さを決めれば、角度は計算で求められます。
$$\theta=\arcsin\left(\frac{362}{370}\right)=78.06°$$
木取図にまとめる
木材は運搬のしやすさと経済性を考慮して、2×4(ツーバイフォー)材の6フィート(約1830mm)を使用します。
また脚部分(③、④、⑤、⑥)の斜めカットは直角に切り出してから斜めにカットします。⑧、⑨の部材も、同様です。これらを木取図に反映させます。
③、④、⑤、⑥の部材を横から見た図です。私は丸ノコの刃の角度を調整してカットしました。
タイトルで2×4材と書きましたが、⑨の部材だけ以前フェンスを作る際に購入しておいた垂木があったので、それを使用しました。
木材をカット
切った後の写真しかありませんでした。今後は動画など撮るようにします。
切った後は、紙やすり等で切り口や表面をきれいにサンディングします。
組立
色塗り
色は、ウッドフェンスと同じ色です。余っていたので使用しました。
まとめ
こどもに手伝ってもらいながら一日で作り終えました。斜めカットなど少し加工が必要ですが、比較的簡単に製作できるのでお勧めです。
以下、使用部材の紹介です。
- 2×4 ツーバイフォー 6フィート 3本
- 垂木 30×40×1820 1本
- コーススレッド 50mm程度 18本
- 塗料
ほとんどあまりもので作ったので金額は出せませんが、全部新しく買っても3000円程度で作れるのではないかと思います。(ペンキ除く)
ご覧いただきありがとうございました。